2007年08月09日

副専攻と単位互換とその他

現在、世界の大学では2つ以上の学問領域を学ぶことが大きな流れとなっている。1つの分野に留まらず、ほかの分野に関しても深く教養を身につけている人材が求められるようになってきているだけに、今後は「副専攻」を設置する大学が増えていくことが予測される。また単位互換制度では規模の大小は異なるが同地域にある大学が提携しているケースが多い。なかでも「大学コンソーシアム京都」が核となって実施されている単位互換制度は京都地区を中心に40以上の大学や短期大学が参加しており、規模の大きさとパラエティーに富んだ講義で有名である。一方で大学教育の基礎となる科目をこれまでに履修してないが為に大学の講義についていけないというケースも出てきている。この状況に配慮した大学が年々増えていて、特定科目の補修授業や既習組と未既習組に分けた授業などが実施されている。成績評価にはGPA制度というものがあり、それはグレード・ポイント・アベレージの略です。学生の登録科目ごとの成績評価をポイント換算してその平均値を進級や卒業などの条件とする制度です。



Posted by ブロやン at 12:45