2007年08月10日

大学生の一日

一般的な大学生のキャンパスライフについてご紹介しましょう。まず、生徒によって時間割がそれぞれ異なるので登校時間は登校時間はもちろんバラバラです。時間割の組み方次第では中には午後から登校する生徒も2割程度もいるようです。昼食はほとんどの学生が学校内の学食で食べます。最近ではメニューの内容も充実し、社員食堂にも劣らないほどの豪華な献立の工夫がされているところも多く、しかも驚くほど安価な値段でそれが味わえるようになっています。ちなみに某大学では、具沢山のラーメン各種が200円以下、ボリューム満点で味良しのカツカレーでも200円程度、バランスの取れた定食で250円程度というから1日3食を食べてきて欲しいと思う親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?大学によって値段の差は有るようですが、学食研究会など発足してもおもしろいかもしれませんね。大学生の登校日数は平均すると週4.7日だそうです。それも必ずしも授業がぎっしり詰まっているというのではなく1人あたり1日の平均は2.6コマです。大学では1コマが90分で午前に2コマ午後に2~3コマというのが一般的のようです。空き時間も出てくるので、図書館を利用したり、パソコンルームでレポート作成などにその時間をうまく利用する生徒もいるようです。授業が終わると、ゼミ室で研究にあたったり、サークルやバイトに時間をまわすパターンなど人それぞれの充実した一日を過ごしているのでしょうね。  


Posted by ブロやン at 16:11

2007年08月09日

副専攻と単位互換とその他

現在、世界の大学では2つ以上の学問領域を学ぶことが大きな流れとなっている。1つの分野に留まらず、ほかの分野に関しても深く教養を身につけている人材が求められるようになってきているだけに、今後は「副専攻」を設置する大学が増えていくことが予測される。また単位互換制度では規模の大小は異なるが同地域にある大学が提携しているケースが多い。なかでも「大学コンソーシアム京都」が核となって実施されている単位互換制度は京都地区を中心に40以上の大学や短期大学が参加しており、規模の大きさとパラエティーに富んだ講義で有名である。一方で大学教育の基礎となる科目をこれまでに履修してないが為に大学の講義についていけないというケースも出てきている。この状況に配慮した大学が年々増えていて、特定科目の補修授業や既習組と未既習組に分けた授業などが実施されている。成績評価にはGPA制度というものがあり、それはグレード・ポイント・アベレージの略です。学生の登録科目ごとの成績評価をポイント換算してその平均値を進級や卒業などの条件とする制度です。
  


Posted by ブロやン at 12:45

2007年08月09日

新履修制度

最近ではより充実した学習環境の整備を目指し、どの大学も魅力あるカリキュラムを作成している。学部や学科の枠をはずして他の学部や学科の専門科目を履修できるようにする大学もある。自分が所属する専攻、コースとは別の学問領域を専門的に学ぶことが出来るように「副専攻」を設ける大学が出てきている。さらには、大学をまたいで講義がうけられる「単位互換制度」を取り入れているところもあり、他学部や他大学生との交流は刺激をうけることも多いはずだ。大学という枠を超えて企業での研修をカリキュラムに取り入れているのが「インターシップ制度」であり、それを積極的に取り入れている大学も多くなってきている。将来就職したい業界、仕事の現場について理解が深められると共に今後の活動への貴重な情報源にもなるかもしれない。また海外留学希望者のために「交換留学制度」を設けている大学も多い。これが各大学が、提携関係を結んでいる海外の大学と相互に留学生を交換する制度。留学先の大学で取得した単位を卒業単位に振り替えることもできるので、海外の大学に1年留学しても4年間で卒業できる。このほかにも3〜5週間のプログラムや英語圏外の大学と
の提携プログラムなど色々な制度がある。このように大学での学び方は多種多様なので見極めも必要だ。
  


Posted by ブロやン at 11:40

2007年08月09日

カリキュラム

大学のカリキュラムは「必修科目」「選択必修科目」「選択科目」の3つから成り立っている。「必修科目」はその名のとおり、必ず履修して単位を取得する必要がある科目で、学部・学科毎に学習必要度の高い科目が設定されています。「選択必修科目」はそのグループから指定の科目数を必ず選択しなければならない科目群とされている。これらの科目を自由に選択できる「選択科目」を自分なりに組み合わせて時間割を作って行く事になります。その組み合わせの仕方によっては、ある分野に徹底的に打ち込んで学ぶこともできるし、幅広い分野の知識を身につけることが可能な時間割を組むこともできる。授業により成績評価の方法や受ける学生の学年・学部も異なるために 教室の雰囲気もそれぞれの授業ごとに大きく変わる。自由を感じる反面で自分自身が何を学びに来ているかをはっきりと確認しておかないと、ダラダラとした4年間の大学生活を過ごしてしまうことに成りかねないので注意としっかりとした心構えが必要。大学生活では、より主体性や積極性が求められることになります。  


Posted by ブロやン at 10:38

2007年08月02日

講義とゼミとシラバス

「講義」とはほとんどの大学で一般的にとられている授業形式です。1つが90分単位が基本ですが実習や実験などによっては2時限連続となる場合もある。大きな教室で100人以上集めてのものもあれば、高校までのような小さな教室で行う少人数講義などもあり、形態はさまざま。高校までの時のように先生が教室にやって来て授業を始めるのではなくて、生徒側が教室を移動して講義を受ける。「ゼミ」とは専門教員のもとに、ディスカッションを中心に1つのテーマについて研究し議論を展開していく大学らしい授業の形です。講義形式ではなくて、少人数制(最大20人程度)で3年次からはじまるのが普通。学年の異なる学生たちが同じテーマに取り組むこともある。最近の傾向では、1年次から始める大学も増えてきている。大学ではクラスルームが無いが、このゼミがその役割を果たしているとも言える。「シラバス」とは授業科目名、担当教員名、講義目的、講義概要、毎回の授業内容など学生が履修する上での必要な内容を詳細に示している計画書です。生徒が具体的にイメージを出来るように1回ごとの講義内容も紹介されている場合が多い。  


Posted by ブロやン at 13:17

2007年07月15日

大学の授業

履修要項や講義概要を渡され、その中には学年毎の履修科目、大学・学部で開講されている授業科目の全てがそこに記載されています。そこにはカリキュラムが出ていて、学ぶことのできる授業科目の構成・内容・単位を示すものです。学生はその中から自分で選択していきます。科目は大きく2つに分けられ、「一般教養科目(共通科目)」と「専門科目」があります。一般教養科目は専門分野だけに留まらず、人文、社会、などの各分野にわたる学習で幅広い知識を身につけるのが目的の科目です。専門科目ではその名の通り学科の専門内容を勉強できます。たいがい1~2年次は一般教養科目が中心で学年があがるにつれて専門科目中心のカリキュラムに移行するように設定されています。

4年ではゼミでの研究の集大成といっても良い卒業論文に取り組みます。学べること・学び方・が解るカリキュラムはその大学の特徴を表わした大学の顔とも言えるでしょう。同じ学部や学科でも大学によってはその内容に違いがありますので志望校を検討する時にもこの内容を大学のホームページなどで良く調べておきましょう。  


Posted by ブロやン at 12:38

2007年07月11日

大学生活

大学生活入学後の1年間がどの様に流れているかを説明します。大学受験に無事合格し入学式を終えた4月は、健康診断と入学に際しての諸手続き(学生証の発行など)や1~2週間ほどのオリエンテーション(学校の紹介やシステム、4年間のシラバスの説明会)や健康診断、が行われます。それから5月にかけては、まず、履修登録をします。履修登録とは、どの授業をいつ受講するかを決めて大学に提出することで、シラバスを利用して自分だけのオリジナルの時間割を組み上げます。前期試験は6月末から7月初旬ころ又は、夏休み明けの9月にをおこなう学校が多いです。夏休みは海外旅行に出る学生が多く卒業までにそれを経験するのが約4割にも上っています。

9月に入ると後期授業が始まります。11月には大学生活最大かと思う学園祭が行われます。著名人の講演会やタレントによるコンサート、サークルによる模擬店の出店、ゼミや研究室の発表の場などの為に大いに待ち遠しいイベントです。12月には冬休みに入ります。後期試験は1月後半に行う学校が多いでしょう。試験内容は高校までとは一転して、論述形式や実験レポートという形をとるものもあります。2月になると春休みに入ります。大学では春休みは約2カ月となり夏休みに劣らない長さがありますのでアルバイトや旅行などにも利用できます。後期試験の採点が終わると、上の学年に進級するために必要な単位が取れたかどうかの発表がされます。  


Posted by ブロやン at 02:32Comments(0)